絵本「海のいのち」を読んで

絵本「海のいのち」を読んで

幼い時に海に潜ったまま命を絶った太一の父。太一は中学を出て与吉じいさんの弟子になり、海へ通い続けます。そして、「千匹に一匹でいいんだ。千匹いるうち一匹釣れば、ずっと海で生きていけるよ」と言う言葉に象徴されるように、おとうや、与吉じいさんから、海に生き、海に生かされている事(人間と自然との共生)を学んでいきます。やがて、父の死の原因であった巨大なクエに出くわしますが、父の敵を討ちたいとか、大きな魚を捕りたいと言った我欲で、クエを捕ることは罪深い行為だと気づきクエを仕留めることはしなかったのでした。


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