絵本「よかったな、 かあちゃん」を読んで

絵本「よかったな、 かあちゃん」を読んで

小学生三人が出合った認知症の老婦人とその夫との交流を描いています。公園のいつものところで、友達とサッカーをしたかったのに見知らぬ老夫婦。ボールが転がっていき「かずや、もうおうちにかえろ」と死んだ息子だと思い、声をかけられたひろきくん。おじいちゃんに事情を聞き、また「年をとると、だれでも赤ちゃん戻るんだよ」と言ってた母親の言葉を思い出します。小さな公園で出あった人の人生。小学生の心で受け止め、感じ、おばあちゃんに優しく声をかけます。「かあちゃん」これは、誰かに言われた言葉ではなく、子供たちの自発的な言葉で、優しさから出た言葉です。何度読んでも、目頭が熱くなります。これからますます高齢化社会が進んでいきます。人と人との繋がりを大切にして生きたいものです。


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